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<東京パラリンピック マイ・ウェイ!>「恩返し」を胸に本番に挑む パラアーチェリー・宮本リオン(37)

2021-07-21 09:31:12 [NO:3057] 97

パラリンピックへの切符を初めてつかんでも、控えめな笑顔を見せるだけだった。3月末、開催国枠での東京パラ出場を争うアーチェリー日本代表の最終選考会。コンパウンド男子でライバル2人との戦いを勝ち抜いた宮本リオンは、胸の内を語った。「ほっとした気持ちもあるが(新型コロナウイルス禍の)この1年、いろんなことがあったのは皆も同じ。すごく複雑」
 小学生から野球に打ち込み、投手として社会人チームやクラブチームで活躍。海外でもプレーした。「野球で生計を立てたい」と思っていた25歳の時、脳の病気で倒れた。1カ月前に結婚したばかり。3カ月間生死をさまよい一命を取り留めたが、へそから下にまひが残った。
 倒れてから2年後、リハビリになればと妻に誘われ、結婚後に暮らす東京都台東区でアーチェリーの初心者講習会に参加した。拠点の射場は的まで30メートル。1本放ち、的まで歩いて矢を回収し、元の位置に戻り再び射る。この繰り返しが、少しずつ体の機能を回復させた。同時に、野球の「狙って投げる楽しさ」をアーチェリーに見いだす。障害の有無や世代に関係なく集まる仲間との練習に、時間を忘れて熱中した。






<東京パラリンピック マイ・ウェイ!>「恩返し」を胸に本番に挑む パラアーチェリー・宮本リオン(37)

URL:https://www.tokyo-np.co.jp/article/117908